東座 | FROM EAST フロムイースト | 映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画上映会 | 長野県塩尻市大門4-4-8 | Tel 0263-52-0515

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FROM EAST上映会の入場料は、東座・秀作上映と異なりますので事前にご確認下さい。


20:30以降のレイトショウ料金を一律1,100円にいたしました。お電話でご予約ください。


6月上映会
ペトルーニャに祝福を <公式HP>
6月12日(土)~6月25日(金)
◆10:10/20:30
※12日と19日の土曜日は8:00のグッドモーニングショウあり(一律千円)
※20:30の回は電話予約で1,100円



作品情報
☆☆☆ベルリン国際映画祭 エキュメニカル審査員賞&ギルド映画賞受賞W受賞☆☆☆
☆アラブ批評家連盟賞最優秀ヨーロッパ映画賞
他、多数映画賞受賞&ノミネート

製作年度2019年 | 製作国:北マケドニア・フランス・ベルギー・クロアチア・スロヴェニア | 上映時間:1時間40分
マケドニア語 
■監督・脚本:テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ
■出演:ゾリツァ・ヌシェヴァ、ラビナ・ミテフスカ、シメオン・モニ・ダメフスキ、スアド・ベゴフスキほか

ストーリー
 東ヨーロッパの東方正教を信仰するほとんどの国では、毎年1月19日の「神現祭」の日に、十字架を川に投げ入れる行事が開催されている。司祭が投げ入れたその十字架を、川に飛び込んで最初に手にした者は、その後の1年間を幸せに過ごせると信じられた祭事だ。ただし川に飛び込むのは男性のみという暗黙の慣習があったが、2014年、マケドニア東部の町で、ある少女が川に飛び込み十字架をつかんだ。その模様を捉えたマスコミが「女性もどんどん川に飛び込むべき」と主張する少女のインタビューを報道したため、宗教団体や地元住民の反感を買い大騒動に発展したという。
マケドニアの女性監督テオナ・ストゥルガル・ミテフスカは、この事件が意味する男性支配や男性優位社会への怒りを胸に、川に飛び込んだ少女をモデルにして本作を撮りあげた。

 せっかく大学を卒業したのに就職できず、ウェイトレスをしながら社会への不満を抱えるペトルーニャは、母親が探してきた仕事先で、面接担当の男に侮辱され、爆発寸前の気分で帰路に着く。川の近くを通りかかるとちょうど「神現祭」の真っ最中。半裸の男たちにもまれ川べりに押し出された彼女は、目の前を流れてきた十字架に思わず飛びつく。
「女性がとったわ」と叫ぶ観衆の声に驚いた男たちは、「女が取るのは禁止だ!」と血相を変えてペトルーニャの手から十字架を奪い取る。
しかし彼女も引き下がらない。呆然と見つめる司祭を尻目に、ペトルーニャは再び十字架をに手をかけ、そのまま逃走する。
祭事を取材中のリポーターは司祭に詰め寄り「女性が取ってはいけないのか、その理由は何か」と尋ねるが司祭ははっきり答えられない。
一方ずぶ濡れのまま自宅に帰ったペトルーニャは、ニュースで事の次第を知った母親に罵られた挙句、警察に連行されてしまう。


Kozのお勧め
 ペトルーニャが固執する十字架は、女性の人権の象徴だ。21世紀の今も世界中にはごひる「高下駄を履かせてもらった勘違い男たち」により、多くの女性が虐げられ不幸を背負わされている。監督はペトルーニャのキャラクターに愛嬌とユーモアを込めて彼女を理不尽な社会と戦わせ、この由々しき現実に一石を投じた。







上映予告
6/12(土)~6/25(金) 7/10(土)~7/23(金) 8/14(土)~8/27(金)

ペトルーニャに祝福を

サンドラの小さな家

幸せの答え合わせ
9/11(土)~9/24(金) 10/9(土)~10/22(金)

Summer of 85

大地と白い雲





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