東座 | FROM EAST フロムイースト | 映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画上映会 | 長野県塩尻市大門4-4-8 | Tel 0263-52-0515

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東座

~映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画を毎月2週間上映しています~


FROM EAST上映会の入場料は、東座・秀作上映と異なりますので事前にご確認下さい。


5月上映会
来し方行く末 原題: 不虚此行 All Ears <公式HP>
5月10日(土)~ 5月23日(金)
◆5/10→①8:00(~10:05) ②10:10(~12:15) ③20:45(~22:50)
◆5/11~5/16→ ①10:10(~12:15) ②20:45(~22:50)
◆5/17→①8:00(~10:05) ②10:10(~12:15) ③20:30(~22:35)
◆5/18~5/23→①10:10(~12:15) ②20:30(~22:35)
(土曜日8:00の回は一律¥1,100 20:30以降の回は電話予約で1,200円)



作品情報
☆第25回上海国際映画祭最優秀監督賞/最優秀男優賞受賞
☆第36回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門出品

2023年/中国製作/1時間59分/北京語/日本語字幕版
監督・脚本:リウ・ジアイン
出演:フー・ゴー(TVシリーズ「繁花」「チィファの手紙」「鵞鳥湖の夜」)、ウー・レイ(「SHADOW/影武者」「西湖畔に生きる」)ほか

ストーリー
 ウェン・シャンは、脚本家を目指して大学院まで進んだが、エンタメ業界の仕事がなく、葬儀の弔辞を作成して糊口を凌いでいた。彼を心配する母親には、人気TVドラマの脚本チームで忙しいと嘘をついている。葬儀場の職員パンは、ウェンの良き理解者で、彼の観察力と文章力を見込んで弔辞の代筆業を斡旋したのだった。ウェンが今取り掛かっているのは、北京で成功した男ワンから依頼された父親の弔辞だ。だがワンは父親との接触がほとんどなく、どんな人物だったのか覚えていないという。ウェンはワンの屋敷に出向き、そこで故人の孫息子から意外な話を聴く。 次の依頼は、北京で火鍋屋を営む兄と妹。亡くなった長兄への思いがそれぞれ異なりウェンは悩む。続いて舞い込んだのはベンチャー企業の創業者の弔辞。依頼主は社長の部下で、ウェンの親友だ。ウェンは彼から、社長がどれほど努力してここまで来たか、ようやく高層階にオフィスが持てると喜んだ途端の逝去で、会社は窮地に追い込まれていると語る。故人に関わってきた人々の話を聴き、生前の姿を想像し、見送る人々の胸に染み込む弔辞を作成しながら、ウェンは自分自身の来し方を振り返り、大学の恩師に会いに行く。


Kozのお勧め
 5名の故人、5つの依頼を巡る様々な人生の回顧に、頭を悩ませるウェンのかたわらで、いつも的確なアドバイスをしてくれるシャオインは、ウェンの分身だ。孤独なウェンの複雑な心境が、シャオインとの会話で詳らかになり、思い悩む彼の未来に光明が射す。原題の意味は「聞くこと」。遺された人々の声に耳を傾け、物語を編み、語る弔辞の奥深さ。知的なフー・ゴーの静かな佇まいに、誠実さが滲み出る。







上映予告
5/10(土)~5/23(金) 6/7(土)~6/20(金) 7/12(土)~7/25(金)

来し方行く末

ドマーニ!愛のことづて

カーテンコールの灯り
8/9(土)~8/22(金)

秋が来るとき





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