作品情報
☆第78回ヴェネチア国際映画祭 最優秀主演女優賞
☆第94回アカデミー賞 2部門ノミネート(主演女優賞・作曲賞)
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル(「ボルベール」「ペイン・アンド・グローリー」)
出演:ペネロペ・クルス(「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール」)
ミレナ・スミット、イスラエル・ヘレハルデほか
ストーリー
売れっ子のフォトグラフアー、ジャニスは、法人類学者アルトゥロの依頼で彼のポートレートを撮影していた。ジャニスは長年、スペイン内戦で殺害された曽祖父たちが眠る埋葬地の発掘を行なっており、「歴史記憶を発掘する会」のメンバーでもあるアルトゥロに協力を求める。二人は意気投合し惹かれ合うが、ジャニスは妊娠がわかりシングルマザーになる決意をして妻帯者のアルトゥロとは別れてしまう。
やがて臨月を迎え産婦人科に入院した彼女は、やはりシングルマザーの道を選んだ17歳のアナと同室になり励ましあい、二人は偶然、同じ日に女の子を出産する。退院後、ジャニスは赤ん坊に会いたいと訪ねてきたアルトゥロから、この子は我々の子どもではないと言われDNA鑑定を受ける。予想は的中、赤ん坊は病院で取り違えられ、ジャニスの娘はアナの元にいた。しかし、悩んだ末、ジャニスは誰にも真実を告げずにこの子を育てようと決める。そして1年が過ぎたある日、ジャニスとアナは街で再会する。しかしアナが育てていたジャニスの娘はすでに亡くなっていた・・・・・・。
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