作品情報
☆☆第95回米アカデミー賞 国際長編映画賞ノミネート
☆☆☆第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞、クイア・パルム賞受賞
☆☆☆第38回インディペンデント・スピリット賞 外国映画賞受賞
☆26映画祭18受賞19ノミネート
2022年/パキスタン製作/2時間7分/パンジャーブ語、ウルドゥー語/日本語字幕版
エグゼクティブ・プロデューサー:マララ・ユスフザイ(ノーベル賞平和賞受賞者)
監督・脚本:サーイム・サーディク
出演:アリ・ジュネージョー、ラスティ・ファルーク、アリーナ・ハーンほか
ストーリー
舞台は、パキスタンでカラチに継ぐ大都市ラホール。保守的な中流家庭ラナ家は、家長と、二人の息子夫婦、子供たちの計9人で暮らしている。次男のハイダルは失業中で、メイクアップアーティストの妻ムムターズの稼ぎで生活し、厳格な父親から早く就職するよう小言を言われていた。ある日、劇場の面接を受けたハイダルは、ステップも踏めないのにダンサーとして雇われることになり、父親には支配人になったと嘘をつく。すると父親は、ムムターズに仕事を辞めて家庭に入れと厳命する。一方、ダンスを習い始めたハイダルは、劇場の看板ダンサー、ビバに惹かれ始めるが、彼女はトランスジェンダーだった。
ムムターズは、実力を認められるようになった矢先に家庭に閉じ込められ、次第にストレスが溜まり、さらに変わってしまった夫の態度に違和感を感じて、ひとり悲しみに暮れる。
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