東座 | FROM EAST フロムイースト | 映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画上映会 | 長野県塩尻市大門4-4-8 | Tel 0263-52-0515

    東座     東座、FROM EASTは信州のまんなか、葡萄の里で、ハートにしみる映画上映会を開いています。
ケータイからも
最新情報をチェック!

東座

~東座が選ぶ世界の素晴らしい秀作映画を上映しています~


秀作映画
初恋 お父さん、チビがいなくなりました <公式HP>
6月22日(土)~7月12日(金)
◆6/22〜28→10:00/14:05/18:30
◆6/29〜7/5(6/30を除く)→12:15/14:20/16:30
◆6/30→13:30/15:35
◆7/6〜7/12→10:00/14:20


作品情報
2019 年/日本製作/日本語
上映時間:1時間45分
原作: 西炯子「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」小学館フラワーコミックスα刊

監督小林聖太郎
脚本:本調有香
出演:倍賞千恵子、藤竜也、市川実日子、西田尚美、星由里子ほか

ストーリー
 主人公の有喜子は結婚して50年。3人の子供たちはそれぞれ巣立ち、夫は定年退職したばかり。長年にわたり完璧な主婦業に専念して来た。しかしもともと無口な夫は、ますます口をきかなくなり、話し相手は飼い猫のチビだけ。それでも毎日、弁当を作って将棋道場へ通う夫を送り出し、夕食の献立を考えて買い物に行く。生活パターンは変わらない。
二人で暮らしていても一人より寂しいなんて。有喜子は訪ねて来た末娘に「お父さんと別れたい」とため息をもらす。そんなある日、チビがいなくなる。血相を変えて近所を探し回るがどこにもいない。夫は「チビは死に場所を探しに行った」「もうすでにどこかで死んでいる」と平気で言う。突き放された有喜子は、とうとう怒りと悲しみを爆発させるが……。

 夫に敬語で接し、帰宅すれば靴下を脱がせ、脱ぎ散らかした洋服を片付ける。夫を増長させたのは、妻にも責任があるが、後半モノクロ映像で明かされる二人の馴れ初めによって、夫婦の見えない絆が伝わってくる。

藤竜也扮する夫は、典型的な昭和世代の無骨者。不器用で照れ屋な表情は相変わらずうまい。倍賞千恵子の巧さは、もはや至芸だ。生活感溢れる日常の、どんな仕草も様になる。
公私ともに昔から仲が良いと言う、ベテラン二人が織りなすほのぼの喜劇。あうんの呼吸が心地よい。








秀作映画
ヒトラーVSピカソ 奪われた名画のゆくえ <公式HP>
6月15日(土)~6月28日(金)
12:05/16:10


作品情報
2018 /イタリア・フランス・ドイツ製作/イタリア・フランス・ドイツ・英語
上映時間:1時73分
監督:クラウディオ・ポリ
原案・脚本:ディディ・ニョッキ
案内人:トニ・セルヴィッロ

ストーリー
 ナチス・ドイツが、終戦までにヨーロッパ各地で略奪した芸術品は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った現在も10万点が行方不明と言われる。
ヒトラーはいったい何のために美術品を略奪していたのか。
本作は、欧米の歴史家や美術研究家をはじめ、奪われた美術品の相続人や奪還運動に関わる人々の証言をもとに、ヒトラーの真の目的を探り、略奪された芸術品がたどった歴史を追いかける珠玉のドキュメンタリー。

ナチスは最初、富裕層のユダヤ人が所有していた芸術品を、手下の画商を通して買い叩き、その後、次々占領した国から家具接収と称して美術品を没収していった。ファン・エイク、ラファエロ、ティツィアーノ、ボス、ブリューゲル、フェルメール、ゴヤ、ルノワール、そしてピカソ。ヒトラーはこれらの名品を集めて故郷に近いリンツに”総督美術館”を建設する野望を抱いていたのだ。
劇中、登場する名品は100点にも及ぶ。

現在、返還プロジェクトにより、遺族への返還作業は進んではいるものの「黄金のアデーレ」のように訴訟問題に発展しているケースもあり、遺族の経済的負担も大きいという。

案内人はイタリア映画界が世界に誇る名優トニ・セルヴィッロ。
彼の信頼感漂う語りと真摯な眼差しが、観るものを名画ミステリーの世界に没頭させる。








秀作映画
パパは奮闘中 <公式HP>
6月8日(土)~6月21日(金)
◆6/8〜14⇨12:05/16:15
◆6/15〜21⇨14:05/18:30



作品情報
2018 /ベルギー・フランス製作/フランス語
上映時間:1時間39分
監督・脚本:ギヨーム・セネズ
出演:ロマン・デュリス、ロール・カラミー、レティシア・ドッシュほか

ストーリー
 カフェ「ザ・プレイス」の奥にあるテーブルは、常に謎の男に占拠されている。あごひげを蓄え白いシャツがよく似合うセクシーなこの男の名を誰も知らない。向かいの席には入れ替わり立ち替わり、沈痛な面持ちの様々な人物が、厄介な悩みを持ってやってくる。
男は分厚い手帳に彼らの願いを書き留め、望みを叶えるための課題を告げ、成り行きを記す。ただし、その代償は決して簡単なことではなかった。
アルツハイマーの夫を治して欲しいという老女には、爆弾を作製して人が集う場所にしかけろと。癌に冒された幼い息子を助けて欲しいと願う父親には少女を殺せと。視力を取り戻したいという盲目の男には女を犯せと。毎日、一部始終を見ていたウェイトレスは、ある日男に話しかけるが、男はなにも語ろうとしない。
やがて、報告に来る人々の状況は少しずつ進展し、彼らの運命は次第に絡まり合ってゆく。

自分の望みを叶えるためには、他人の力を借りなければならない。または他人の犠牲が必要になる場合もある。欲望を満たすために、我々は人としての限界を超えることができるか。人間の深層心理をえぐり、端的に映し出すジェノヴェーゼ監督は「おとなの事情」に続き、カフェの中だけで、いくつもの人生模様を観客に想像させ、欲望の代償という課題に取り組ませる。











上映予告
6/29(土)〜7/12(金) 7/13(土)〜7/26(金) 7/13(土)〜7/26(金)

僕たちは希望という名の列車に乗った

バイス

カンパイ! 日本酒に恋した女たち
7/27(土)〜8/9(金) 7/27(土)〜8/9(金) 8/10(土)〜

COLD WAR あの歌、二つの心

誰もがそれを知っている

ニューヨーク公共図書館
8/31(土)〜9/13(金) 9/21(土)〜 10/12(土)〜10/25(金)

Be with you 〜いま、会いにゆきます

さらば愛しきアウトロー

ウスケボーイズ アンコール上映
順次

存在のない子供たち





Copyright©2012-2019 東座 All Rights Reserved.