東座 | FROM EAST フロムイースト | 映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画上映会 | 長野県塩尻市大門4-4-8 | Tel 0263-52-0515

    東座     東座、FROM EASTは信州のまんなか、葡萄の里で、ハートにしみる映画上映会を開いています。
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東座

~東座が選ぶ世界の素晴らしい秀作映画を上映しています~


秀作映画
私だけ知らない 原題: Recalled <公式HP>
2月4日(土)~2月17日(金)
◆2/4~2/10→12:10/18:30
◆2/11~2/17→14:40



作品情報
製作国:韓国/1時間40分/韓国語
監督・脚本:ソ・ユミン
出演: ソ・イェジ、キム・ガンウ、パク・サンウクほか

ストーリー
 スジンは、山で事故に遭い、記憶を失う。目覚めると夫のジフンが傍らにいて、彼女を優しく見守っていた。夫の献身的な介護で体力が回復してきたスジンは、自分が両親を亡くし、兄弟姉妹もいない身であることを知らされる。やがて夫婦のマンションへ帰宅したスジンは、近い将来カナダへ移住することになっていると聞かされる。その頃からスジンは女の子の幻覚を見るようになり、周りで不可解な事件が相次いで起こる。さらに別の階に住む女子学生が、男に嫌がらせを受けている幻覚を見て混乱をきたす。数日後、スジンは街で偶然、元同僚と名乗る女性に会い、自分が絵画教室の講師をしていたことを知る。

優しすぎる夫、謎の少女や女子学生、思い出せない記憶。ソ・イェジとキム・ガンウの演技合戦が、観る者の集中力を研ぎ澄ませ、緊張の糸を張り巡らせた画面の中へと誘い込む。

監督は「八月のクリスマス」や「四月の雪」の巨匠ホ・ジノの助監督を務め脚本家としても知られる女性ソ・ユミ。今回が彼女の長編デビュー作だ。








秀作映画
トゥモロー・モーニング 原題:Tomorrow Morning <公式HP>
2月4日(土)~2月17日(金)
◆2/4~2/10→10:00/14:10
◆2/11~2/17→12:30/18:30



作品情報
2022年製作/イギリス/1時間50分/英語
監督:ニック・ウィンストン
脚本・音楽:ローレンス・マーク・ワイス
出演:ラミン・カリムルー(「オペラ座の怪人」「レ・ミゼラブル」「エビータ」)
サマンサ・バークス(「レ・ミゼラブル」「シカゴ」「アナと雪の女王」)
フラー・イースト、ジョージ・マグワイアほか

ストーリー
 世界最高峰のミュージカル・スター、ラミン・カリムルーとサマンサ・バークスによる極上のミュージカル・エンターテインメント。

 夕暮れ時のロンドン。ビルとキャサリンの夫婦は、それぞれ孤独の中で互いの愛について思いを巡らす。翌日は離婚調停の予定だ。10年前、結婚式の前日に、2人はテムズ川のほとりで愛を誓った。
「たとえ世界が崩れ落ちたとしても、この瞬間のわたしたちのことを絶対に忘れない」と。
10年後の今、キャサリンは現代アートの新星として活躍し、夫のビルは小説家の夢はあきらめたものの広告業界で敏腕コピーライターとして多忙を極めている。10歳になるひとり息子のザックは、サッカーに夢中だ。しかし、両親の諍いに小さな胸を傷めていた。
2人はどこでどう間違ってしまったのだろう。映画は結婚式の前日と離婚裁判前日を交互に行き交いながら、2人の気持ちの変化を詳細に映し出してゆく。

♪ トゥモロー・モーニング、明日になればすべてが変わる。
こうなるなんて信じられる?
夢にも思わなかったこんな日♪

果たして翌朝、2人は何を選択し、どんな一歩を踏み出すのだろうか。

2006年にロンドンのハムステッドで幕を開けたこの舞台は、ニューヨークのオフ・ブロードウェイを初め9カ国で上演され、日本でも2013年にシアター・クーリエで実力派キャストによって上映を実現した。大スター2人の説得力ある歌声と演技力に加え、衣装や背景にも豪華さと繊細さを加えた映画は、ステージの「トゥモロー・モーニング」を凌駕する。








秀作映画
ペルシャン・レッスン 戦場の教室 原題:Persian Lesson <公式HP>
1月21日(土)~2月3日(金)
◆1/21~1/27→12:00/18:30
◆1/28,1/30~2/3→10:00/14:30 ◆1/29→16:00/18:30



作品情報
原作:ヴォルフガング・コールハーゼの短編小説「Erfindung einer Sprache」
監督:ヴァルディム・パールマン(「砂と霧の家」)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート(「BPMビート・バー・ミニット」「肉体の森」)
ラース・アイディンガー(「パーソナル・ショッパー」「マチルダ禁断の恋」)
ヨナス・ナイ(「彼と彼女と君と僕」)レオニー・ベネシュ(「白いリボン」TVシリーズ「ザ・クラウン」)

ストーリー
 実話を散りばめた短編小説に着想を得て作られた物語。

第二次世界大戦下の、ナチス・ドイツに占領されたフランス。ユダヤ人の青年ジルは、ナチス親衛隊に捕えられ、集団移送のトラックの中で、ひもじい思いをしている男から、食料と交換してくれとペルシャ語の本を押し付けられる。やがてトラックは急停車し、降ろされたユダヤ人たちが次々射殺される中、ジルはペルシャ語の本を掲げ「自分はペルシャ人だ」と叫ぶ。強制収容所に連行された彼は、親衛隊の大尉コッホに本物のペルシャ人かと疑われるが、咄嗟に唯一覚えたペルシャ語を口にして難を逃れる。
しかしペルシャ人と偽ったおかげで、ペルシャ語を習いたいというコッホに語学レッスンをしなければならなくなる。コッホは戦争が終結したあかつきには、テヘランでドイツ料理店を開く夢を抱き、それまでにペルシャ語を身につけたいと願っていたのだ。
ペルシャ語など何も知らないジルは、ペルシャ語に聞こえる出鱈目な単語を作り出した。パンは「ラージ」、皿は「ルト」、フォークは「カルス」……それをコッホに伝えると、彼は熱心に復唱しノートに書き留めるのだった。収容所のユダヤ人は、記録を残さないよう、筆記用具は与えられない。ジルは思いついた単語をはじから覚えてゆかねばならず、緊張と苦悩で生きた心地がしなかった。
それでもレッスンは続き、コッホはジルを信用して囚人名簿の記入係も依頼する。激務で単語を覚えられなくなったジルは、名簿の名前を利用した造語なら、書きながら記憶できると思いつき、次々単語を伝えてゆく。ところが、親衛隊のパーティーに同行させられたジルは、コッホに「木は何て言う?」と聞かれ、「ラージ」と答えてしまったために、これまでの努力が泡となってしまう。

果たしてジルは生き延びることができるのか。夢中で命を繋ごうとするジルも、権威を振りかざすコッホも、戦況が激化しナチス・ドイツが劣勢に向かっていることを知らなかった。








秀作映画
あのこと 原題: L'evenement <公式HP>
1月14日(土)~2月3日(金)
◆1/14~1/20→12:00/18:30
◆1/21~1/27→10:00/14:30
◆1/28,1/30~2/3→12:30/18:30
◆1/29→10:00/14:00
※12:10より助産師・栗岩美保氏の講演会「いのちのこと、性のことを語れる大人になろう」(要予約)



作品情報
☆第78回ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
☆セザール賞 最優秀新人女優賞
☆シネリブリ国際映画祭 最優秀女優賞
☆ダブリン国際映画祭 女優賞
☆国際映画愛好家協会賞 最優秀新人賞/作品賞
☆ラ・ロッシュ・シュル・ヨン国際映画祭 観客賞
☆ルミエール賞 作品賞/女優賞

原作:アニー・エルノー(事件/早川書房 刊) ノーベル文学賞作家
監督・脚本:オードレイ・ディヴァン
出演:アナマリア・ヴァルトロメイ、サンドリーヌ・ボネール(「仕立て屋の恋」「灯台守の恋」)
アナ・ムグラリス(「シャネル&ストラヴィンスキー」)ほか

ストーリー
 1963年フランス。労働者階級の家に生まれたアンヌは、人生の高みを目指して努力し、大学で学位を取るべく勉強に励んでいた。成績優秀で聡明な彼女は、教授から実力を認められクラスでも一目置かれる存在だ。ところが、その夏のアバンチュールにより妊娠してしまう。もう少しで学位に手が届くというのに、夢に見た教師の資格が取れるというのに、今産むわけにはいかない。アンヌは産まない選択をして奔走する。そのころフランスには厳しい中絶禁止法が敷かれていた。処置をした医師だけでなく、関わった者すべてが投獄されるという法律の下、医師はおろか誰もが「中絶」という言葉すら使わず、せいぜい「あのこと」と表現するのが精一杯だった。アンヌは誰にも相談できず路頭に迷う。相手の男子学生に相談しても体裁を気にするだけで埒があかず、やむなく危険な方法を試みるも事態は悪化。とうとう追い詰められた彼女は秘密裡に「あのこと」を行なう女性にたどり着く。


Kozのお勧め
自伝小説の騎手アニー・エルノーがこの原作に着手したのは60歳の時。事件(ハプニング)が起きてから37年も経っていた。その勇気に女性なら誰もが感服するだろう。さらに女性監督オードレイ・ディヴァンの赤裸々な描写は衝撃的で、彼女がいかにアンヌ(=アニー・エルノー)の苦悩と決断を理解しているかがわかる。フランスで中絶が合法化されたのは1975年。今では避妊や中絶も医療と捉えられ性と生殖に関する健康は女性の人権とされている。本作はより多くの男性たちにも観てほしいと願う。







上映予告
2/4(土)~2/17(金) 2/4(土)~2/17(金) 2/18(土)~3/3(金)

君だけが知らない

トゥモロー・モーニング

泣いたり笑ったり
2/18(土)~3/3(金) 3/3(金)~3/17(金) 3/4(土)~3/17(金)

崖上のスパイ

バン・バン!

マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン
3/18(土)~3/31(金) 3/18(土)~4/7(金) 4/1(土)~4/14(金)

RRR

いつかの君にもわかること

エッフェル塔 創造者の愛
4/8(土)~4/28(金) 4/15(土)~4/28(金) 4/29(土)~5/12(金)

ワース命の値段

対峙

逆転のトライアングル
4/29(土)~5/12(金) 5/13(土)~5/26(金) 5/13(土)~5/26(金)

最高の花婿ファイナル

丘の上の本屋さん

世界は僕らに気づかない/Angry son
5月

VIN JAPONE
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