東座 | FROM EAST フロムイースト | 映画コラムニスト合木こずえのオススメ映画上映会 | 長野県塩尻市大門4-4-8 | Tel 0263-52-0515

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東座

~東座が選ぶ世界の素晴らしい秀作映画を上映しています~


秀作映画
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 <公式HP>
9月1日(土)~9月14日(金)
◆9/1〜9/7→10:00/14:30
◆9/8〜9/14→12:15/18:30



作品情報
2017年製作/アメリカ製作/英語
上映時間:1時間52分
監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
出演:ブルックリン・キンバリー・プリンス、ウィレム・デフォー、ヴリア・ヴィネイトほか

ストーリー
 フロリダのディズニーワールドに近い安モーテルには、いろんな事情を抱えた家族が暮していた。6歳のムーニーと母親のヘイリーも住む家を失いここにやってきた。仕事のないヘイリーは困窮し、日銭を稼ぐのに必死だが、無邪気なムーニーは、貧しくても常に明るく、近所の子どもたちと想像の世界で遊び、毎日ニコニコと生きている。モーテルの管理人もまじめで誠実。社会の片隅で生きる住人たちの味方だ。カリフォルニアの青い空の下、ヘイリーは、娘とこのまま平和に生きて行かれると思っていたが、厳しい現実がじわじわと親子に迫ってくる。

子どもたちが、ドギュメンタリーのように自然なしぐさや言動で観る者を驚かせる。
光度の高い太陽光がパープルのモーテルや回りの緑を照りつけ、子どもたちの汗がキラキラと光る。人々が直面する切実な問題も、眩しい背景に打ち消されてしまいそうだ。

「何はなくても母の愛」奔放な子どもたちから生きる原動力を授かる。








秀作映画
男と女、モントーク岬で <公式HP>
9月1日(土)~9月14日(金)
◆9/1〜9/7→12:15/18:30
◆9/8→9/14→10:00/14:30



作品情報
2017年/ドイツ・フランス・アイルランド製作/英語・フランス語
上映時間:1時間46分
出演:ステラン・スカルスガルド、ニーナ・ホスほか

ストーリー
 79歳の名匠フォルカー・シュレンドルフが、どうしても描きたかった大人の愛の物語。

 ドイツに暮らす作家のマックスは、新作のプロモーションでニューヨークに滞在中、かつての恋人レヴェッカに会いに行く。だが弁護士として活躍する彼女は、マックスとの再会を喜ばない。
それでもマックスが帰国する3日前に、レヴェッカから思い出のモントーク岬に行こうと誘いがくる。そこは、かつて2人が熱情を燃やしていた頃に訪れた場所だ。マックスは、よりを戻せるかもしれないと期待して出かけるが……。

女の恋は上書き保存、男の恋は新規保存。
レヴェッカは過去を精算して新たな出逢いを掴んでいたが、マックスはレヴェッカとの思い出をそのままにして別の相手と暮していた。
女の潔さと、男の優柔不断さが、歴然とするクライマックス。身につまされる男女は多いことだろう。

「マンマ・ミーア!」でも絶好調なスウェーデンのスター、ステラン・スカルスガルドと、世界的に注目されるドイツの女優ニーナ・ホスの、息もぴったりな名演にうなる。ニューヨークの端、モントーク岬の、アメリカらしからぬ鈍色の空と冷たい風が、年月を経た男女の過去と現実を味わい深く演出している。
恋のときめきと、喪失感を知る大人におすすめの秀作です。








秀作映画
マルクス・エンゲルス <公式HP>
9月15日(土)~9月28日(金)
◆9/15〜9/21→12:00/18:20
◆9/22→9/28→14:00/18:20



作品情報
2017年/フランス・ドイツ・ベルギー製作/フランス語・ドイツ語・英語
上映時間:1時間58分
監督・脚本・製作:ラウル・ペック
出演:アウグスト・ディール、シュテファン・コナルスケ、ヴィッキー・クリープス、オリヴィエ・グルメほか

ストーリー
 カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの交流を軸に、共著『共産党宣言』(1848年)誕生までの2人の苦節が描かれた本作は、マルクス生誕200年を記念して製作された。

 1840年のヨーロッパでは、産業革命による格差社会で、多くの人々が貧困に苦しめられていた。20代半ばの新聞記者カール・マルクスは、不当労働と搾取がはびこる社会に苛立ち、独自の政治批判で抵抗するが、そのせいでドイツを追われフランスにたどり着く。そこで紡績工場の経営者の息子、フリードリヒ・エンゲルスと運命的な出会いを果たす。彼もまた、専制的な父親のやり方に不満を持ち、貧しい労働者たちの実態を調査していた。
 出会った頃は互いに反目しあうが、やがてエンゲルスは、マルクスの『ヘーゲル法哲学批判序説』に影響され、当時、経済学の知識が乏しかったマルクスもエンゲルスの『国民経済学批判大網』に感銘を受けて、意気投合する。

映画は、2人の苦悩と闘いの日々を支える妻たちの献身ぶりも詳細に映し出す。特にマルクスの4歳上の妻イェニーの生き方がすばらしい。女性ゆえに高等教育を受けられなかったが、マルクスの原稿執筆のために資料を集め、筆記を手伝い、活動家たちの前で堂々と意見を述べる。
夫とともに社会と戦った、彼女の働きにも注目したい。








秀作映画
いつだってやめられる 7人の危ない教授たち <公式HP>
9月15日(土)~9月28日(金)
◆9/15〜9/21→14:20
◆9/22〜9/28→12:00



作品情報
2014年製作/イタリア製作/イタリア語
上映時間:1時間45分
監督・原案・脚本:シドニー・シビリア
出演:エドアルド・レオ(おとなの事情)、ステファノ・フレージ、ヴァレリア・ソラリーノほか

ストーリー
 神経生物学者のピエトロは、革新的な研究を果たすが、研究費を打ち切られた上、大学まで追われてしまう。無職になった彼は、恋人に事実を打ち明けられず四苦八苦。窮地に立たされ彼は、違法なドラッグ製造の開発でひと儲けしようと決意する。そこで同じように、才能と経験がありながら大学を辞めさせられた教授連中に声をかけチームを結成。首尾は上々、またたくまにドラックは買い手がついて闇社会で大人気となる。ところがドラック市場には古くからのボスがいて、市場荒らしと目をつけられ、恋人を人質に取られてしまう。
2009年から始まった欧州債務危機のあおりをもろに受けたイタリアで、「首席の学者がゴミ収集員」という記事を目にしたシドニー・シビリア監督が、即座に思いついたこの作品。政府への皮肉もこめて製作されたコメディは、イタリアで大ヒットを記録し、続編も製作された。「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」は9/29スタートです。








上映予告
9/15(土)~9/28(金) 9/15(土)~9/28(金) 9/29(土)~10/12(金)

マルクス・エンゲルス

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち
9/29(土)~10/26(金) 10/20(土)~11/23(金) 10/27(土)~

輝ける人生

ウスケボーイズ

ヒトラーを欺いた黄色い星
11/24(土)~ 11月下旬 順次

英国総督 最後の家

最初で最後のキス

妻の愛、娘の時
順次 順次

オーケストラ・クラス

アラン・デュカス 宮廷のレストラン





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